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150-8 変圧器
- 変圧器バンク数は、なるべく少なくすること。
- 変圧器の接続は、できる限り三相が平衡になるようにすることとし、不平衡の限度は単相変圧器から計算し、設備不平衡率30%以下とすること。ただし、各線間に接続される単相変圧器容量の最大と最小の差が100kVA以下の場合は、この限りでない。(勧告)
[注] この場合の設備不平衡率の計算方法は次の式による。
各線間に接続される単相変圧器総容量の最大最小の差
設備不平衡率=-------------------------------------------- ×100%
総変圧器容量×1/3
- 変圧器の1次側には、150-2表の適用区分に従い、開閉装置を設けること。
[注] 変圧器保護については、第2編第1章200-3 4.(変圧器の保護)を参照のこと。
150-2表 変圧器1次側の開閉装置
変圧器容量 |
開閉装置 |
遮断器
(CB) |
高圧交流負荷開閉器
(LBS) |
高圧カットアウト
(PC) |
300kVA以下 |
○ |
○ |
○ |
300kVA超過 |
○ |
○ |
× |
[備考] 表の記号の意味は次のとおりとする。
- ○は、施設でjきる。
- ×は、施設できない。
[注] 変圧器の選定にあたっては、第255節(変圧器)を参照のこと。
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