Sakon-net Data /kitei_koatu_350_4
停電・活線作業安全用具
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Text: /電気保安index> 受電設備基準 > 停電・活線作業安全用具
350-4 安全用具

 活線作業および活線近接作業を実施する場合または停電作業を行う場合は、安全用具を確実に使用し、感電防止を図ること。代表的な安全用具の例を350−1表に示す。
  1. 使用基準

    分  類 種  類 説          明
    保護具 電気安全帽 保護具とは、主として作業の実施に際して作業者が直接身体につけて使用するもので、作業者自身の危険を保護するための用具をいう。
    低圧ゴム手袋
    高圧ゴム手袋
    高圧ゴム長靴
    絶縁衣
    安全帯
    アーク防止面
    防具 絶縁シート 防具とは、危険設備の防護を施し、作業者ならびに公衆の人身の安全を確保するための用具をいう。
    シートクリップ
    PDS用開路蓋
    標識用具 区画ロープ 標識用具とは、施設・設備の状態を標示し、作業者ならびに公衆の注意を喚起し、あるいは接近することを禁止する等に用いて安全を確保するための用具をいう。
    標識板 充電中
    試験中
    立入禁止
    投入禁止
    短絡接地中
    電気設備点検中
    安全確認パネル
    検出用具 低圧検電器
    高圧検電器
    充電表示器
    特高検電器
    検出用具とは、作業を行うに先立ち施設・設備の状態の調査ならびに危険性の有無を確認し、業務上災害の発生を未然に防止するための用具をいう。
    接地用具 短絡接地器具
    (高圧用、特高用)
    接地用具とは、停止中の電線路あるいは設備の作業に着手するに先立ち、定められた箇所に取付けて誤送電または誘導等による作業中の災害を防止するための用具をいう。
    活線作業用器具 フック棒 活線作業用器具とは、高圧で受電中の断路器等を開閉する作業を行う際に使用する手で持つ部分が絶縁材料で作られた棒状の絶縁工具をいう。

  2. 管理

     安全用具は管理責任者を選任するとともに、整備基準、点検基準を定める。絶縁用保護具等は6ヶ月以内に1回自主検査を行い、その結果を記録し3年間保存すること。(労働安全衛生規則第351条、第352条)

    1. 電気安全帽 2.低圧ゴム手袋 3.高圧ゴム手袋
    4.高圧ゴム長靴 5.絶縁衣 6.柱上安全帯
    7.アーク帽子面 8.絶縁シートおよびシートクリップ
    9.低圧絶縁シートおよびシートクリップ 10.PDS用開路蓋
    11.区画ロープ 12.標識板(試験中、立入禁止、短絡接地中)
    13.低圧検電器 14.高圧検電器 15.短絡接地金具
    16.フック棒

電気保安index>

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Sakon-net Back Numbers
Original articles: Copyright(c) 2002 Sakon-Net All rights reserved.