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ZCTとケーブルシールドの接地方法
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資料10 ZCTとケーブルシールドの接地方法

地絡継電装置は、ZCTの施設場所とケーブルシールドの接地方法により、検出範囲、検出感度が異なる。
ケーブルシールドの接地方法には、片端接地又は両端接地の二つの方法がある。一般的には片端接地が施工されるが、ケーブルこう長が長くなると両端接地が施工される場合がある。
以下に引込用ケーブル及び引出用ケーブルにおけるZCTの施設とケーブルシールドの接地方法における留意事項を示す。
  1. 引込用ケーブルの場合
    保安上の責任分界点に地絡継電装置付高圧交流負荷開閉器(G付PAS)が施設されていない場合、シールド接地の方法によっては、地絡事故を検出できないケースがある。
    10−1図(片端接地)
    通常電源側にG付PASが設置されていない場合このようにZCTの負荷側で接地することとなる。
    ・ZCTの電源側の地絡事故を検出することが可能
    ・需要家側で電源側事故の発生を確認でき、事故点の判明が容易
    ・保安上の責任分界点にG付PASが施設されている場合同時検出となり、主遮断装置が先行動作した場合、G付PASの操作電源が消失し、G付PASが不動作になる恐れが生ずる。

    10−2図(片端接地)
    負荷側にシールド接地を行い、ZCTをくぐらせて接地をする場合
    ・地絡電流がZCTを往復するため、ケーブルの地絡事故は検出できない。
    ・需要家側で電源側の事故の発生の確認ができず、事故点の判明に時間を要す。

    10−3図(両端接地)
    両端接地を行う場合、一方の接地をZCTの負荷側にシールド接地を取付け、ZCTをくぐらせて接地する。
    ・両接地線をとおして流れる迷走電流による不必要動作を防止する。
    ・受電設備側に施設した地絡継電装置は正常に動作する。


  2. 引出用ケーブルの場合
    引出用ケーブルの場合も引込用ケーブルの場合と同様に、シールド接地の方法によっては、地絡事故を検出できないケースがある。
    10−4図(片端接地)
    通常電源側にシールド接地を取り付け、ZCTをくぐらせて接地する。
    ・引出しケーブルの地絡事故を検出する。

    10−5図(片端接地)
    ZCTの電源側で接地する場合
    ・引出しケーブルの地絡事故を検出できない。
    ・事故点の判明に時間を要す。


    10−6図(両端接地)
    引出しケーブルを両端接地する場合は、一方の接地をZCTの電源側にシールド接地を取付け、ZCTをくぐらせて接地する。
    ・両接地線をとおして流れる迷走電流による不必要動作を防止できる。
    ・電源側に施設した地絡継電器は正常に動作する。

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