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PCB入蛍光灯安定器留意事項
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pcb-09 PCB入蛍光灯安定器留意事項

PCB入蛍光灯用安定器から外付けコンデンサの取り外しを行う場合の留意事項

  安定器は、通常、鉄心と銅コイルのトランス部分とコンデンサ部品からなり、これらの部品をプラスチック又はアスファルトで固め、外側を鉄板で覆っています。PCBは、このコンデンサ内に圧入されています。取外した安定器は廃棄物処理法で定める特別管理産業廃棄物になりますので、特別管理産業廃棄物管理責任者のもとで管理(保管)することが義務づけられています。保管にあたっては、安定器は分解しないことが原則です。

 しかし、保管スペースが狭いなどやむをえない場合で、コンデンサ部分が外付けされているなど分離が容易な機種については、次の事項に留意し、作業を実施する。 

1 作業体制の整備と労働衛生教育の実施

・事前に、特別管理産業廃棄物管理責任者、産業医、現場責任者等で構成する安全対策委員会を設置し、具体的な安全作業方法及び事故時等の措置についての計画を策定する。

・作業を他に委託し、または請け負わせている場合には、関係事業者が参加する協議組織を設置する。

・作業者に対して、PCBの性状、有害性、作業手順、保護具等の使用方法、事故時等における措置について、労働衛生教育を行う。

 

2 安全対策

・ 作業は室内で行ってください。

・ 取り外しは、コンデンサを破損しないように行ってください。

 ・ PCBが飛散するおそれのある床、壁、天井等をビニールシートで覆ってください。

 ・ 作業員は、作業衣、ゴム手袋、眼鏡、防護マスクなど適切な保護具を用いて直接PCB油が人体に触れないようにし、特に口や目に入らないように注意してください。

 

3 事故(PCBの飛散)が起きたときの措置

・直ちに作業員を作業場所から待避させてください。

・ その後、拡散の範囲や飛散量等を確認するとともに、換気するなど安全性を確保のうえ拭き取り作業等を行ってください。

・ ビニールシート、ゴム手袋、作業衣などにPCB油が付着した場合には、それらはPCB汚染物として保管してください。

・ 工具類にPCB油が付着した場合には、微量であればシンナー、灯油などで拭き取ってください。

・  PCB油を拭き取った脱脂綿などPCBで汚染されたものは全て回収し、密閉した容器にPCB汚染物として収納してください。

・ 事故の届出を東京都宛に提出してください。

 

4 人体に対する応急処置

・   顔や手など皮膚にPCB油が付着した場合には、植物油(オリーブ油、椿油)を脱脂綿につけて軽く拭き取った後、石鹸でよく洗ってください。

・   作業中に誤って口や眼の中にPCB油が入った場合には、次の応急処置をして医師の診察を受けてください。

@口腔内にPCB油が入った場合には、直ちに吐き出して水でうがいを繰り返す。

A眼にPCB油が入った場合には、直ちに多量の洗浄水で15分間以上洗顔した後、3%の硼酸水で洗眼する。

BPCB油の蒸気を吸入して気分が悪くなったときは、新鮮な空気の箇所で安静にする。


 事故届の連絡提出先

 163-8001 新宿区西新宿2−8−1  

 東京都環境局廃棄物対策部産業廃棄物対策課

 п@03-5388-3573 

 (参考資料)

・PCB使用電機機器の取り扱いについて(平成12年7月、通商産業省)

・ダイオキシン類ばく露防止対策要綱(平成13年4月、厚生労働省)

・PCB暴露による健康対策等検討委員会報告書(平成14年10月 八王子市)

・廃棄物処理法施行令、同施行規        

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